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4BLDへのいざない(3/3)

こんばんは。昼夜逆転したタニシです。
4BLD記事第三回目となる今回は、エッジを揃えるr2法について書いていきます。

r2法とは
エッジはr2法という方法を用いて揃えていきます。変に身構える必要は全くありません。
M2法が出来るならば、r2法の80%は既に習得しているようなものです。
以下、ナンバリング例を挙げておきます。3BLDのエッジのナンバリングをそのまま使えますが、位置に注意しましょう。
r2
注意:形式上、「へ」を定めていますが、分析では使用しません。

r2法の手順
ℓ列のUF(「い」)、FD(「き」)、BU(「て」)、DB(「ひ」)以外は、M2法における手順のM2をr2に置き換えたものとなります。
但し、いくつか注意点があります。
・M2法におけるFU(「け」)、BD(「ち」)の手順内にあるE,E’はそれぞれd,d’に置き換える
・M2法におけるLB(「す」)、RB(「な」)は2層回しを利用できるが、r2法では使用できない(実際にやってみると分かりますが、センターが崩れます。4手セットアップの手順を使いましょう。)
これにさえ注意していれば大したことはありません。

次に、ℓ列パーツの手順について説明します。
U2法におけるD面パーツのように、こちらも1手順だけ覚えればよく、
U B' R U' B r2 B' U R' B U'
のみでOKです。
ℓ列を動かして交換したいパーツをBU(「て」)まで移動させ、この手順を行います。
こちらも、最初に行ったℓ列回しの逆手順をし忘れないように注意してください。

なお、分析が奇数文字で終わった場合、パリティが存在します。その解消手順は、
r2 D' L' F l' U2 l' U2 F2 l' F2 r U2 r' U2 l2 F' L D
となります。余談ですが、この手順は最初のr2 D' L' Fでセットアップ、
途中の手順でFUとUBを交換し、最後のF' L Dで逆セットアップをしています。
なお、この手順はセンターが崩れるので注意してください。
エッジをセンターより先に実行する場合、以下のどちらかによって対処します。
・最後の1文字とパリティ処理を残して先にセンターを揃える
・パリティ処理手順の最初のr2だけ回した後、センターを揃え、最後に残りのD' L' F~を回す

エッジの分析について
エッジは分析の方が苦労するでしょう。先に述べたナンバリング例を参照してもらえれば分かりますが、
4BLDではひとつのパーツに対して1文字が対応しています。
ここが3BLDのエッジとは異なり、3BLDではひとつのパーツに対して2文字が対応しています。
例えば、3BLDではFL「か」とLF「ぬ」は同じパーツに割り当てられていますが(写真1枚目)、
4BLDではFL「か」とLF「ぬ」は異なるパーツに割り当てられています(写真2枚目)。
r2bunseki3
r2bunseki4
つまり、4BLDでは基本的にループ中に「へ」を除くすべての文字が登場します。
これは、エッジの文字数は、基本的に23文字前後であることを意味します。
23文字は、およそ3BLDの1個分+αという膨大な文字数です。レターペアや場所法を駆使してしっかりと記憶しましょう。
どうでもいいけどQiYiのステッカーの青色が好きです。
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